ギャンブルで借金地獄、もう死にたい体験談
以前の私は仕事や職場になじめず心が壊れてしまい、ギャンブル依存症でした。
だがギャンブルというものは絶対に勝てるというようなことはなく、回数を重ねれば重ねるほど負けるリスクが増えて来ます。
私はやり始めた当初こそ勝てましたが、やがて少しずつだが確実に、負けが増えて行きました。
負けが込むと取り返さねばという気持ちが強くります。
それもあってある時遂に、一日で月収の3分の1近い大負けをしてしまいました。
まだ家賃や光熱費も払わなければいけないのに、払えるお金がありません。
借金は、そこから始まりました。
最初は、怖かった。
しかし一度消費者金融の無人契約機で契約しATMで出金してしまうと、借金することに慣れるようになります。
心理的抵抗感が少ないからです。
それに、また負けるし。
負けた分は補てんしないと生活が出来ません。
そうして債務はかさみタネ銭まで借りようになり、借金を減らすためにギャンブルに手を出しては負けてまた金を借りる、という悪循環に陥ってしまいました。
返しても返してもまた借りるしかない。それにもともと、強いストレスを感じており生活が面白くなくてギャンブルを始めたのです。
たちまち追い詰められた気持ちが慢性化しました。
そうなるともう、死ぬことしか考えられない日も増えてきます。
そうこうするうちに多重債務者となり、自転車操業的な借り入れと返済の日々も破綻し、債務不履行で消費者金融業者から告訴されました。
死にたい気持ちは極に達しどうしたらいいか分からず完全におかしくなってしまいましたが、ここが転機でした。
弁護士を雇い任意整理をすることにしたのです。
この件は金融事故の事故情報となり、ローンを含む新たな借入もクレジットカードを作ることも出来なくなりましたが、借金と、それに死にたい気持ちと縁を切ることができるようになりました。あんな体験は二度とごめんです。
ギャンブルで借金地獄生活
わたしは30代前半の男性です。
今はシステムエンジニアとしてまじめに働いていますが、20代前半の頃はどうしようもない人間で借金地獄の生活でした。
大学を卒業したものの、就職先が卒業前につぶれてしまったり、当時付き合っていた彼女に二股を掛けれていたりして、色んなことがどうでもよくなっていまい、まともに働きもせず、パチンコやスロットといったギャンブルばかりしていました。
最初は勝つこともあったので生活は困っていなかったのですが、そんな生活も長続きするはずもなく消費者金融から140万円程の借金が出来てしまいました。
ギャンブルでできた借入の利息を払う為に日雇いの仕事をして、食事もままならない日が続きました。
ある時、小学校の時の友人と偶然再会し、友人はすでに結婚して子供も二人いるとの事でした。
生活が大変と言いながらも、幸せそうな彼を見ていると無性に自分が恥ずかしくなり、借金を返済し、まっとうに生きていこうと思いました。
幸い、プログラミングの知識があったので、IT関連の会社で仕事が見つかりました。
仕事はハードでしたが、残業代はちゃんと支給される会社だったので、多い時では残業代だけで15万円くらいもらっていました。
借金は利息の返済などもあり、返済期間は2年くらいかかりました。
なるべく外食を抑えたり、質素な生活でしたが、今まで怠けていた分だと思えばまったく辛くなかったです。